出会い系アプリを調べたり使っていったりすると必ず遭遇する「言葉」があります。
それはサクラと業者という言葉です。
でもこのサクラと業者、実は意外と違いを認識している人が少ないようなんですね。
そこで本記事では、サクラと業者の違いは何なのかを分かりやすく説明していきたいと思います。
サクラとは?
出会い系におけるサクラとは、一言で言えば「出会い系運営者」が用意した偽物の利用者のことです。
ポイントは出会い系を運営している運営者自らが用意した偽物であるということです。
なぜ偽物の利用者を出会い系運営者が用意する必要があるのか。
それは、お金を一般利用者(あなたや私)に払わせるためなのです。
詳しく説明しますね。
メッセージをたくさん送信させたい
出会い系を使って相手とメッセージのやりとりをしたいなら、1メッセージ送る度に50円とかお金を払う必要があります。
つまり、メッセージを送る度に出会い系運営者は1メッセージ50円ずつお金を儲けているわけです。
と、考えた場合に、出会い系運営者はどうすればより多くの儲けを生み出すことができるのでしょうか。
それは、一般利用者により多くのメッセージを送信させるようにすればいいのです。
そうすれば多くのお金を出会い系運営者は儲けることができ、ウハウハになるわけです。
では、どうすればより多くのメッセージを一般利用者に送信させることができるのでしょうか。
答えは至極単純で、サクラを使えばいいのです。
可愛いサクラ(偽物)を使って、男に「この子かわいいじゃん!デートしたい」と思わせればいいのです。
そうすれば、じゃんじゃんメッセージを送らせることができますよね。
これが、サクラを出会い系運営者が使う理由であり、カラクリなのです。
業者とは?
それでは、逆に業者とは何なのでしょうか。
出会い系における業者とは、一言で言えば、出会い系運営者が用意したサクラではなく、お金儲けやマルチビジネスへの勧誘などを目的とした運営者以外の何かしらの企業や個人のことを総称して業者と呼びます。
分かりにくいと思いますので例を。
業者の例
出会い系を運営している企業を「A出会い系」とします。
お金儲けを考える企業を「B業者」とします。
お金儲けのために狙われる対象を「Cさん」とします。
さて、B業者は〇〇という製品を売りたいと考えています。
そこで、〇〇という製品を売るために一般人の可愛い女性になりきって、A出会い系に登録をすることにしました。
A出会い系ではいろいろな男性が登録をしており、狙うターゲットは選り取り見取りです。今回はCさんという人をカモにすることにしました。
早速B業者はCさんに声をかけました。
「始めまして。あやこ(例)といいます。仲良くしてください。」
このように会話を初めました。あやこはすごくかわいいので、Cさんはもうメロメロ。
何度もメッセージのやりとりを重ね、あやこのことが好きになっていきます。
そして、仲良くなってきたころに、下記のようなメッセージをあやこは送るのです。
「私〇〇という製品使ってるんだけどすごい良い製品なんだよ。よかったら次に会う〇月〇日に紹介させてね♪」
そう。売りたい製品を売りつけるのです。お金を儲けるために。
業者はこのようにお金儲けやビジネスへの勧誘などを目的した企業や個人のことを言います。
サクラと業者の違いまとめ
まとめます。
サクラは「出会い系運営者」が用意した偽物の利用者のこと。目的はメッセージをより多く送信させてお金儲けをすること。
対して業者はサクラと違って、出会い系運営者ではなく、一般的な企業や個人を総称して業者という。目的はお金儲けやビジネスへの勧誘をすること。
サクラや業者が限りなく少ない出会い系を使おう
以上の説明より、如何にサクラや業者が悪い存在か理解して頂けたことと思います。
しかし、全てのアプリにサクラや業者が存在するわけではありません。
優良な出会い系は、サクラや業者が限りなく少ないのです。
なので、あなたがこれから出会い系を使おうと考えているのであれば、サクラや業者が少ない出会い系を使うようにしましょう。
※サクラは優良な出会い系であれば存在しません。しかし、業者はその性質上、どうしてもどのアプリにも紛れ込んでしまいます。